ロバート・エガーズ監督が、ゴシックホラー映画『ノスフェラトゥ』に続き、愛され続けるファンタジー古典『ラビリンス』の続編を手がけることが決定した。
バラエティ誌によると、この斬新な映像作家がデヴィッド・ボウイとジェニファー・コネリー主演の1986年作ジム・ヘンソン監督によるダークファンタジー傑作の続編の脚本・監督を担当する。エガーズは『ノースマン』で共同脚本を務めたショーンと再タッグを組む。以前はスコット・デリクソン(『サインテスト』)が続編を開発中だったが、2023年以降進展がなく、トライスターとジム・ヘンソン・ピクチャーズはエガーズ版の製作を正式承認した。
1986年のオリジナル映画では、ボウイがゴブリン王ジャレス役で伝説的演技を披露。コネリー演じる主人公の赤ん坊の弟を誘拐した王に対し、彼女がジム・ヘンソン制作の名作パペット生物が住む魅惑的ファンタジー世界を旅する冒険が描かれた。
『ラビリンス』続編以外にも、エガーズは興味深い新プロジェクトを進行中だ。監督は2026年クリスマス公開予定の狼男映画『ウェアウルフ』に取り組む。現時点での情報では13世紀イングランドが舞台で、台詞は当時の古英語で書かれるという。もちろん物語中に恐ろしい狼男変身シーンも期待できる。
エガーズ最新作『ノスフェラトゥ』はF.W.ムルナウによる1922年サイレント古典のリイマジネーションで、先の年末に公開された。この不気味なホラー映画は19世紀ドイツの不動産屋がトランシルヴァニアで城の売却交渉を行ううちに超自然的恐怖を解き放つ様を描く。
『ノスフェラトゥ』は本日4部門でアカデミー賞ノミネートを獲得:最優秀撮影賞・美術賞・衣裳デザイン賞・メイクアップ&ヘアスタイリング賞。下記リンクからエガーズによる不気味な吸血鬼物語の完全レビューをお読みいただきたい。